カウンセリングの価格設定と割引について考える

プロモーションの本を買ったので読んでいる

 

ダイレクト出版の2013年に出た本

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一生お客に困らない!日本人の知らなかったフリーエージェント起業術

始めから読み始めて製品の話とかが続いたので、あまり今読むところはないかなーと思っていたらおもしろいトピックがあった

価格設定と割引の話

価格設定にはいくつかのモデルがある

1.時間と引き換えの対価
あらかじめ決められた時間の量によって料金が設定される。概して顧客にとって好都合。

2.上限なしの、時間と引き換えの対価
時間ごとの料金が設定されているが、仕事を完了させるために必要な時間に制限はない。時間がかかっただけ追加料金が積み重なる。建設業などのモデル。顧客にとってビックリ仰天!

3.あらかじめ決まった結果に対する固定価格
プロジェクト全体で価格が決まっていて、節目が完了するごとに何割かずつ支払われる。(前払い25%、完了時75%など)。プロジェクトの範囲が広がっても設定した価格は変わらない。予定外の機能追加によってサービス提供者は不安を感じやすい。

4.時間の上限がなく、繰り返し発生する料金
一定の仕事量に対する月ごとまたは四半期ごとの支払い。報酬。

5.報酬プラス成功報酬
ほとんどの報酬が最後に支払われる。プロジェクトが利益を生み出せばサービス提供者はお金を稼げる。このモデルは一般的ではないが、極めて大きな利益を生み出す。弁護士はこのモデルを使っており、訴訟に勝てば和解金のかなりの割合を報酬として受け取る。プログラマーやハングリーな起業家が取り入れている。

6.柔軟な価格設定
同じサービスを顧客によって異なる価格で提供する。契約交渉に基づく販売。非常に一般的。

7.セット割引による価格設定
製品やサービスを1つのパッケージにまとめて、売る側も買う側も得をする。買い手は安い価格でより多くの価値を、売り手は少ない労力でより多くの利益を得る。一括りにするよりも1つずつ出していく方がいいらしい。これを買ったら割引価格で提供する、など。

8.浸透価格設定
新規市場に参入するために提示する極めて低い価格。市場に名前が浸透した後価格を引き上げる。

9.目玉商品の価格設定
極めて低い価格でサービスを提供して顧客を呼び込み、今後もっと高いサービスを買ってくれることを期待する。前もって損失を引き受けるやり方。

10廉価設定
市場の最安値を提示する。目玉商品と異なり、全ての製品の価格が常に安い。それがあなたのブランドの一部になる。より多くの人が利用できるようになるためのモデル。時間が経てば実際の価値を付加できる。廉価設定であるからと言って過小評価にはならない。

11.名声価格設定
業界の一般価格よりも高く設定し、高級感を作り出す。顧客は少なくても多くの利益が得られる。

一般的なカウンセリングはというと1か2だと思うけど、どちらかと言われるとはっきりと言えない。1回1回で支払いはあるけど、継続を前提としていて、終結は明確に決められていない

5はわたしはみたことがないけど、長期的なひきこもりとか、本人や家族の経済的な損失が大きなケースの場合、社会復帰とか就労の達成に対して成功報酬を入れてもいいのではないかと個人的には思う

まあでも、そうなるとやはりカウンセリングが歪められるというか、人生上の問題でもあるので難しいとは思う

6をやってるところはある。無職とか所得の低い方には割引がありますって

わたしのいた大学院でも母子家庭とか災害にあった人とかには割引があった。ケースバイケースで提供するのは難しいので先に決めておかないと、金銭的な話を提案すること自体カウンセリングに影響があると思う

わたしが考えることは、安さを売りにするよりも価値をあげる方を頑張りたい

カウンセリングで得られる価値はお得感でなく、効果とかその体験であってほしいと思うから

安さを競うと病院や福祉機関とは競えない

そういえば、テレビ業界の相場が下がっても明石家さんまは出演料を下げていないらしい。さんま自体はギャラなんてなくてもいいと言ってるんだけど、下げないことには理由がある

「さんまの出演料が下がったら、後輩の出演料も下がるから」

カウンセリングの世界をみると、臨床歴20年とかうたう人が1回4000円とかでやっていて、それはまずいだろと思う

それより経験のない若手はもっと料金を下げないといけない

自分を振り返っても、それなりに有名な大学院を出て、まっとうな資格をとって、それなりの経験も積んでいるので、出来る限り料金は高く設定したいと思う

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