友だちに仕事を辞める話をした

勤務が終わってから地域の断酒会に参加していた

毎月、誰かしら職員が病院から参加しているみたいだけど、わたしたち以外は患者と家族だった

自助グループなのに毎月当番のように職員が参加するってのはどうなんだろうかと疑問を感じた

わたしはアルコール依存が主問題の人のカウンセリングをしたことがないけれど、断酒を続けることはなかなか大変そうだった

ある人は、お酒を飲んで物を壊したり大声を出したことが何度もあり、もう10年以上断酒を続けているが家族からの信頼は取り戻せていないと言われていた

集まってる人がみな断酒の経過を報告しているのに、今回うちの病院から参加した患者が2人とも再飲酒をしていた

報告した瞬間、会場の雰囲気が失望に変わるのを感じた

それでも終わった後、また頑張ろうと声をかけてくれる人もいた

以前の記事にも登場した作業療法の子と一緒に参加していたので、終わって食事に出かけた

時間も遅く人もいないので、広いテーブル席に座り、ラーメン、チャーハン、餃子、とんかつなどゆっくり食べる

話の流れは職場の話に

彼も不満がたまっており、仕事を辞めることを何度も考えては踏みとどまっていた

わたしは心理士だからかいろいろな人に相談を受けることがあるけど、共通して「まじめに働くのがバカバカしくなる」と聞くことが多い

サラリーマンとか年功序列とか、若くて優秀でやる気のある人が報われないシステムって本当に残念に思う

彼も転職や自営業を考えることがあるらしい

作業療法ってサラリーマンしかないのかと思ってたけど、事業所を作って起業する人もいるらしい

人に教えるもの好きなので、学校の先生になれたらとも思ってると言われてた

でも最近結婚したこともあって、そんなに自由には出来ないんだと言っていた

ふいに、独立とか考えることはないかと聞かれた(もしかしたら前々から気づかれてたのかもしれないけど)

いろいろと良くしてもらってるので言いにくいなと感じていたわたしは、実は来年で辞めようと思っている、3年やってみたけど、自分はどうも心理士という仕事が向いていると思えなかった、今度の国家資格も取らないことにしたことを話した

彼は驚き、悲しんでくれた

こっちに来て、釣り具の選び方を教えてもらって感謝している、仕事を辞めても2時間でこれるから、またいつでも、自営業なので休みにして、釣りをしに来るからと話した

結局1時間話していた

「来年まで、釣りに行きまくりましょう。まだ釣ってない真鯛を、絶対釣らせます」と言ってくれた

仕事をしてるとたまに食事に行ったりする、同僚と言える人は出来るけど、友だちって思える人はなかなかいない

彼は貴重な友だちだった

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