会社の忘年会に行ってきた
会社全体の忘年会なのでなかなかの規模だ
数えてみたらよかったけど、300人くらいはいたんじゃないかな
皆さんそれなりにきちんとした服装で出席するので、わたしもネクタイを締めて行く
会場に入ると一番前のテーブルには医師や経営陣が座っている
医者がこれだけ並ぶとなかなかすごい迫力だ
会は理事長や院長の和やかなあいさつで始まる
職場にいると暗い所も見えるけど、こういう場に参加すると、すごく明るい会社に見える
わたしは飲み会とかいつも参加する方だけど、こういう、普段と違うところで会うってのは大事だと思う
そして出来れば普段の延長じゃなくて、正装をして、いつもと違う感じで来るのがいいんだと思った
わたしは出し物や仕事がなかったので、料理を食べて、お酒を飲んで、近くの人にお酌をしたり、されたりしながら時間が過ぎる
席はくじ引きで、見たことはあるけど話したことはない、みたいな人と話せておもしろい
隣に座った補助看さん?は、昔水商売をやっていたことを教えてくれた
今日は車なので飲めないんよーと悔しそうだった
右隣に座った看護師さんはわたしと2、3歳しか違わないんだけど、高校を出てからずっとうちの病院で働いていて、そうするともう勤続18年とかになるらしくて驚いた
病院は変わったか聞いてみたら、昔の病棟は統合失調症ばかりだったけど、今は認知症ばかりになった、昔は認知症の人なんてほんの少ししかいなかった、慢性期病棟にいる認知症の患者さんは本当に入退院の動きがない。おむつ替えとかお風呂介助とか、身体看護の時間がなかった昔は暇な時間もあったことを教えてくれた
その昔は精神療法的な看護も出来ていたみたいだった
看護師になった人って、統合失調症に関心があってなる人が割と多いみたい
認知症とか高齢化って、本当に大変な社会的な問題だと思う
うちの病院も、一日中寝たきりの人とか、ずっと点滴してる人とか、意識があるのかないのかわからない人とか、自分で寝返りも打てない人とかいる
見てると心が痛いけど、命は助けるのが医療なので、身体が生きている限りそれは続く
スウェーデンでは自力で食事がとれなくなったらそれは寿命がきたと考えて無駄に延命はしないみたいだけど、日本も身体だけ生かすみたいな治療をいつかやめる日がくるんだろうか
看護師とか介護士とか、それをすることが仕事だから、それを毎日やるってのは、なんかやるせないと思う
支援者側の不全感とかやるせなさは大変だ
普段から仲良くしてる他職種の男性が、わたしが辞めるのを聞いたみたいで話しかけてきた
自分も辞めようと考えてるんだーと教えてくれた
異動があって仕事が変わって、自分がここにいる意味を感じられなくなったらしい
もう40代も後半みたいだけど、辞めようか悩むことってあるんだなー
若いから失敗してもいいので頑張ってと言ってくれた
歳をとった人はみんなそういうので、本当にそうなんだろう
頑張ろう
終わって誰かに2次会に誘われるかと思ったら見事に誰にも誘われなかったので、お風呂に入って帰ることにした
お風呂の中も誰もいなくてのんびりした
あがってマッサージチェアに座って、お正月に飲む日本酒をアマゾンで注文したりしてたら、いつもの作業療法の子と上司が、出し物の片づけを終えてやってきた
入り口を入ると、わたしが、スマホをもってマッサージチェアにパンツ一枚で座ってたのがウケたみたいで、撮られた写真は次の日会社で出回ってた笑
その後3人でラーメン屋に行って、お酒を頼んで、閉店までしゃべってた
いつもながら上司がおごってくれた!
レジ前で見ると、財布に万札がびっしりはいってて、おおっ…となった
2次会で20人くらいおごるかもと思って用意してきたらしい笑
すごいな
そうしてサラリーマン時代最後の忘年会も終わりました
振り返るといい会社だった気がする
心配していたボーナスもちゃんと出た
昇給した分去年よりも増えてました
いい会社や~
去年3月に、貯金150万を目標にすると書いたけど、なぜか200万貯まりました
どう見積もったら50万も差額が出るのか不思議ですが笑、わたしは貯金に向いているみたいです
1月に自動車保険でいくらか減るけど、車検も後2年ないし、これで1年間は何とかなりそう
退職金とか雇用保険とか、でるのかわからないけど、もう50万くらい余裕ができるかもしれない
とりあえず独立準備は順調に進んでるということで