思い立って競合他社の分析をしてみている
カウンセリングルーム開業ではそこまで気にする必要はないのかもしれないけど、興味があったのでやってみた
わたしが店を構えようと思っている市内に自営のカウンセリングルームは14あった(病院付属のカウンセリングルームや大学付属の相談室は除いている)
14軒というのは人口100万人を超える都市の中ではかなり少ない方だと思う
東京とか大阪とかはとんでもない数のカウンセリングルームがあるので、なんとか食べていけそうな気がした
臨床心理士がやっているところが8つだった
営業日は週2日から6日とばらつきがあった
定休日もまちまちだけど、日曜定休日のところが9つだった
日曜日は予約が少ないのか、カウンセラーが日曜日を休みたいのかどちらかだと思うけど、病院や大学の相談室も日曜は休みだと思うから、日曜を営業日として開けておくのはいいかもしれない
営業時間は9時から22時の間で、10時開始が9つだった
小売業ではないけれど、早めに9時から開けておくのもいいかもしれない
料金は、初回カウンセリングが3000円から12000円の間で、平均が6286円だった
継続カウンセリングは2500円から15000円の間で、平均が7179円だった
ほとんど全てのカウンセリングルームは表示金額が税込みか税別か不明だったので、うちはちゃんと載せようと思う
電話やスカイプでのカウンセリングをしているところが4つだった
電話やオンラインもサービスとして検討してみていいかもしれない
ざっと眺めてみて、カウンセリングルームって本当にまちまちなんだなーと思った
週2日営業の所とかは他に本業があって趣味程度でやってるんだろうけど、料金が2500円とかってのは、稼働率とかどんな計算なんだろう
自営でひとりでやるんだったら、稼働率100%でカウンセリングだけひたすらやるってわけにもいかない
料金を安くするということはたくさん売らないといけないということで、とにかくたくさんの人に来てもらって、とにかくたくさんカウンセリングをしないといけなくなる
ルームがにぎわっているのはいいことなのだろうけど、1日7人とか8人とかカウンセリングして、振り返る時間とか、文献を読んだり勉強したりする時間とか、事務仕事をこなす時間とかは残業になっていって、結果的にカウンセリングの水準が落ちたり、次々にお客さんがきていつの間にか手を抜くようになっていくのは避けたい
自分のカウンセラーがあまりにもたくさんの人を担当しているということを、クライエントはどう思うんだろう
私は今の所カウンセリングを社会に広めたいとか、自分のルームを大きくしたいとかいう気負いはないので、自分が最大限力を発揮できる範囲で仕事を請け負えるようにサービスを設定しないといけない