並行面接の難しさ

親子で相談に来た時に、親と子に別々の担当者が付き、別の部屋でカウンセリングを行うことを並行面接という

大学院で学び始めた時って並行面接が当たり前だった

あれってなんでなんだ

並行面接って難しい

同じものを見ようとしても、4つの目で見ると当たり前に複雑になる

よくあるのが担当者同士がもどかしさを感じること

子どもの担当者は親の担当者のやることにもどかしく感じるし、親の担当者は子どもの担当者にもどかしく感じる

子どもの担当者は子どもに同一視するので親のことを悪く思いやすいし、親の担当者は親に同一視するので子どものことを悪く思いやすい

やらんとすることが一致している時はまだいいけど、担当者のオリエンテーションがあわないときなんてほんとにいいことがない

言い合いになるか住み分けるか

私もそんな学生時代を送っていた笑

子どもの相談なんて親の協力がないとまずうまくいかないし、家族関係が整えば改善も進む

なので子どもの相談が来たら家族面接からまず始める

独立してもそうだと思う…というか…独立したら一人なので、並行面接という選択肢自体がなくなるのか