京都CBTセンター主催の研修会に参加してきた
CBTセンターには陪席でも何度か勉強させてもらってて、全くもってその道の出身じゃないわたしの認知行動療法の第一主成分を占めてると思う
今回わたしが参加してみたかったのは、ウェブ参加という初の参加形態が気になったから
研修会をライブで配信するという試み
研修会場まで行くと宿泊交通費で3万とか超えるし、仕事休んだり時間もかかるし、それだけでもありがたい企画だ
研修とかって参加費よりも宿泊交通費が大変で諦めたりするので、遠方割とか作ってもらえたらと思う
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独立したらカウンセリングの割引に遠方割を作ると決めた♪
参加者の内訳ではウェブ参加よりも後日録画視聴の方がだいぶん多いみたいだった
録画して売り出すとか未来永久的に利益を作り出せる仕組みだし、当日参加できない人にとっても助かるし、もっと増えたらいいのにと思う
参加してみた感想も書いてみる
朝起きるとメールで当日の資料が来ていて、それが結構な量で焦った笑
一応9時に起きて準備してたんだけど、途中でプリンタが止まり、これを機会に朝マックを買いに行って、帰ってきても止まったままで、電源をつけたり消したりして印刷が本当にギリギリだった笑
ウェブ視聴なので食べながら参加出来て気楽でよかった
朝マックはベーコンエッグマックサンドを食べておいしかった
内容として勉強になったことも書いてみる
うつの人に精神科でよく助言される「休みましょう」という方向と、行動活性化とかの「動きましょう」って方向は、「頭の中を休ませる」という方向で一致しているのではという話があった
横になって休んでても頭の中では悩み事を考え続けてしまってるなら、活動して思考を妨害するって方がいいんだと思う
逆に、思考制止があるときに活動して思考を活性化させるって方向もあるのかないのか気になった
普段担当してる事例を思い返しても、躁の時は過活動でうつの時は低下するかというとそうでもなくて、うつの時ほど強迫的になったり過活動になったりする人もいるので、事例に合わせてケースフォーミュレーションをするってことで一つの方向ってのはないんだと思う
久しぶりに認知行動療法の事例が見れたのも良かった
双極性障害のカウンセリングってわたしも担当したことがあるけど、おおよその患者さんは一生精神科に通い続ける病気だと思うので、何をもって終わりになるのか難しい
入院治療とかだと退院が一つの区切りになるけど
症状がとれてしまうわけでもなく、今後再燃しない保証もない
研修で同じような話が合ってて、そういった疑問をもってたのは自分だけじゃないんだなーと思えた
西川先生も短期療法のイメージがあったけど割と長めにブースターセッションを続けてるみたいで、まあそうなんだなーと思えた
心理教育の重要性が強調されてたけど、わたしの感覚だと家族関係の調整が重要な気がしている
家族がサポーティブかどうか、患者に理解があるかどうかでものすごく影響を受ける
あとは、躁症状を扱う時に、過活動の結果何を得ているのか、って視点は今後取り入れようと思った
躁症状って本人はリアルタイムに問題意識を持ちづらいので、いくらか長期的になりながら、経過を振り返りながら、学んでいってもらうしかないというのが今現在の所治療の限界なんだろうなーとか考えていた