「クレイジージャーニー ヨットで世界をまわる白石康次郎」を見て思ったこと

クレイジージャー二―という深夜番組がある

毎回見てるわけではないけど、たまに見ることがある

先日ヨットで世界を1周している白石康次郎という人が出ていた

世界を一周?ヨットで?

全く想像できない

80日くらいで回れるらしいけど、太平洋のど真ん中を走る時とかってどんな感じなのか

周囲は365度何もないんだろうか

白石さんのいうことがまたおもしろい

「せっかく地球に生まれたから地球を1周してみたい」

「何が起こるかわからないことが楽しい」

現在51歳

高校を出てから就職せずヨットに乗っているらしい

こういうのを「自分自身になる」というのかもしれない

挑戦していたヨットレースは、「単独 無寄港 無補給 世界一周」というもの

誰の助けもかりない挑戦

ふとヨットレースは独立に似ているのかもしれないと思った

サラリーマンをするということは、与えられた船があって、決められたメンバーがいて、それぞれに決められた役割があって、みんなで協力してやりなさいと言われ、意見をすることが求められるけど意見をし過ぎると良く思われず、思ったことがあっても思ったままに行うことは出来ない、困ったら誰かが代わってくれたり助けてくれるし、そこに居さえすれば食べ物がちゃんと支給されるような感じかな

独立して従業員を雇うということは、自分で船を用意して、自分でメンバーを集め、思うように進めるためにメンバーの役割を決めることが出来る
人が集まるのでそれなりに悩ましいことも起こるけど、困った時は助けてもらえたりする

独立して一人で運営するというのはまさに白石さんのヨットレースに似ている
自分で船を用意して、自分で動かして、自分が動くだけ船は進むし、動かないと進まない
何か困っても助けになる人はすぐ近くにはいない、何よりも、自分の力だけで達成したときの感覚は、他では味わえないものなんじゃないかと思う

ちなみに、白石さんの海の上で一番つらいことは、無風で船が進まないことらしい

いくら頑張っても、自分の力ではどうにもならない時があるということだ