独立して4か月たったので、やりたいことが出来ているかをあらためて考える

7月の終わりにマンションを借りて4か月がたったので、自分はやりたいことがやれているかをあらためて考えてみる

カウンセラーの開業は結構難しいらしくて、どこのカウンセラーも週に数日はアルバイトに出て生計を立てている

開業したけど半年お客さんなしとかざらにあるらしいと聞いて、そんなものだろうと覚悟していたけれど、うちは奇跡的に開店すぐにお客さんが来てくれた
それで、お客さんなしで閉店を迎えるという事態はとりあえず防げた

もともとわたしは病院で心理士をしていたのだけど、長いこと熱意をもって仕事をすることができなかった
いや正確には、熱意をもてない仕事が多すぎた

最近臨床心理士試験があったみたいだけど、わたしもその昔受けた臨床心理士面接試験では、「やってる仕事を4領域に沿って答えなさい」というのが定番だった

4領域というのは、カウンセリング、心理検査、研究、地域支援で、心理士ならこれを全部やりなさいといわれている

なんだけど、そんな職場あるかな?

研究なんて勤務時間にすることじゃないし、地域支援って?

一番やってたのは心理検査だけど、すごい時間をかけて書いても、ただカルテに書き写されるだけであとは棚に眠っていく検査を、毎日毎日とり続けるって仕事には意味を感じれなかった

今でも関心を失っていないのはカウンセリングだけで、まじめに研修受けて、学会に行って、治療成績を出してみたら悪くなかったので、早いうちに開業することにした

カウンセラーとしてやりきったら、もう全く違う仕事を始めてもいいかなと考えていた時もある

病院、大学、予備校、市役所、保健センター、カウンセリングはいろいろな場所でやってきたのだけど、どこにいても疑問だったのは、カウンセラーとクライエントのマッチングだった

人が集まる機関でカウンセリングを受けようとすると、仕方がないのだけど、機関の都合でクライエントさんは割り振られる
カウンセラーの勤務日とか、その時間空いてるカウンセラーは誰かとか
それで早いと1回で来なくなったり、反対に合わない人と何年もカウンセリングを続けることになったりする

カウンセリングの文化って相性を考慮してきてなくて、カウンセラーってのは、何でもできる、誰にでも対応できるってのを目指してきたところがある
臨床心理士とか公認心理士の資格をやたら汎用性のあるものにしてるのもそう
こういうことは海外では見られなくて、ライセンスと業務が規定されてる

カウンセリングって一生に何回も受けるものではないのだから、どうせなら相性のいいカウンセラーから受けた方がいいと思って、キャラクターも含めてホームページに自分のことをいろいろ書くことにした

こちらはクライエントさんのことがわからないけれど、こちらの発信をみてクライエントさんに選んでもらえたらそれでいい

わたしもカウンセリングを受けようと思っていろいろ探したことがある
だけど、この人から受けたいと思えるカウンセラーって、本当にいなかった

唯一受けてみたいと思ったのが名古屋の竹内さんで、もうしらみつぶしにホームページを読みこんで、それでカウンセリングを受けに行った

その時の話はブログに書いてる

竹内さんはブログで私生活の話をしたりしてて、それを読んでるうちに受けてみようと思えた
それでわたしも真似してブログを書いたりしてる
わたしのブログでいちばん生き生きしてるのは日本酒の話だけど

長期的に見るとどんな商売もいいお客さんに囲まれて仕事をするのがいいので、自分と合うと思える人に来てもらえたらいい
1人で見れる人数も限られてるので、力になれない人を引き受けているよりも、力になれる人を引き受けているほうがいい

すぐに来なくなる人はやっぱりおられるのだけど、元気にされてるのかこちらは知ることは出来ないので、ある程度良くなるまで見届けたい

マーケティングって言葉があるけれど、来たらいい人に来てもらうだけでなくて、来ない方がいい人が来ないでいいようにしてあげるのもマーケティングらしい

自分のところに来たほうがいい人に来てもらうには、何でも屋になるよりも、自分の専門性を出したほうがいいと知ってからはホームページを書き替えてみた

わたしはうつ病や気分障害の人を多く見てきたのと、治療成績も抑うつについて出してるので、それを自分の専門に据えた
カウンセリングは疾患に効くというわけでもないので、正しくは気分の落ち込みや不快な感情としている

それで最近はうつ病や気分障害の人からの申し込みも来たので、自分が見たらいい人が来れるようになってきてると思う
数が少ないのは何とかしないとだけど

そういえばカウンセリングルームを作ったら、ホームページからお客さんがどしどし来るものだと思っていたのだけど、検索に全く引っかからないというのは誤算だった
一時19位まで上がったうちのホームページは、その後60位前後まで落ちてしまった
ネットに頼りきるのも問題だ

カウンセリングルームに来る人の問題は軽いとか聞いていたけれど、うちは全然そんなことなくて、10年20年病院に行ってるけどよくならないような重症の人も相談に来てる

それでこちらも気合を入れて相談に乗るのだけど、これが最近の一番の困りごとで、
ちゃんと通ってもらえないことが多い!

カウンセリングというのは、通ってもらわないと力になれないので、これをなんとかしないといけない

わたしがやるカウンセリングは医療寄りで、症状の改善と社会生活が送れるようになるというのを目指しているし、こういうカウンセリングが必要な人ってのはたくさんいる

だけどうちが個人経営で認知されてないってのと、こういうクライエントさんは病院が抱え込んでしまっているのだと思う

薬が出てると病院に通うのは自然なことだけど、カウンセリングルームに通うってのは非日常で、途切れやすい

でも、通ってもらえないと力になれない

そういえば最近、認知行動療法のデモンストレーションを撮影した

わたしもいろいろ勉強してきたけれど、認知行動療法、中でも認知療法に対して感じるおもしろさは失ってないし、カウンセリングで一番役に立ってる

起業するってのは、社会に足りない価値を作ることらしいけど、自分がしたいことは、認知療法のおもしろさを伝えることかなって思ってる

カウンセリングってのは、困りごとを聞いて、その仕組みを理解して、その解消に最適な方法が使われるので、認知療法は使われないことの方が多い
コラムを使うのなんて10人に1人もいないかもしれない
というか、相談に来た人に対してカウンセリングがなされるのは半分くらいだ
後は、環境を変えたり、生活スケジュールを整えたりで良くなっていく

言い換えると、カウンセリングをしていても好きなことは出来ない

でも認知療法は好きでもっと経験積んでうまくなりたいし、うつ病や気分障害にもよく効く

もともと認知行動療法ってのは病気の人から作られたモデルではなくて、人間や動物の一般的な心理過程を基に出来てる
なので、広く人のストレスマネジメントに応用することが出来る

もう一つ
開業してから広報も困っていた
知り合いや、すでに他のことで知り合った人にカウンセリングを勧めるってのは倫理的にできない

でも、カウンセリングでなく、習い事としてなら勧められるし、認知療法のおもしろさを伝えたい言う思いも形にできる

というような様々を解決する方法として、認知療法を応用した回数の決まったサービスをカウンセリングと別に作成することにした

わたしは、カウンセリングは気軽に始めるものではないと思っているので、カウンセリングと違う、もっと広く人が受けやすいサービスが欲しかったのもある

このサービスは、悩みのある方も、社会生活を送れている比較的健康な人にも、認知再構成法を体験的に学んでみたい学生さんや心理士さんも受けられるように作ってます

興味を持った方、予約/申込お待ちしてます!

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