申請書類を送り終わった
やっと終わった泣
終わったといっても、申請が終わったのであって審査はこれから
レポートにしやすいのがいいと思って手続き的に堅いケースを選んだつもりだったんだけど、コメントを受けていると自信がなくなった笑
うまくいったケースかどうかが合格基準だったら、正直微妙だ
レポートはそれなりに行動療法の言葉を使って書けたと思う
修正を繰り返す中で行動療法の用語もかなり身についた
見てもらった先生とは最後の最後までコメントを交わしあっていた
論文の査読みたいに、コメントされたらそれが明確になるように文章に含んで、を繰り返した
文字数は4000文字程度と書かれてるけど、最終的に7000文字とかになった笑
不合格だったら一番は文字数を疑う笑
重要に思ったところを書いてみる
まず思ったのは、行動療法の用語を覚えるには動物実験の手続きを覚えてしまうのがいいと思った
例えば確立操作という少し難しい言葉がある
これは動物実験でいうと、実験前にしばらくの期間水を飲ませないようにして飢餓状態にしておいて、水の強化子としての価値をあげておく操作
これをしておくと水が強化子として作用しやすくなる
水を飲ませない方が遮断化、反対に水を飲ませておくことが飽和化
飽和化しておくと強化子の価値は下がる
人間の生活はもっと複雑で、何が確立操作になるか考えるだけではわかりにくい
動物にはないルールによる制御もある
ABC分析と機能分析の違いも今回改めて勉強になった
マロット本でいうと、ABC分析は三項随伴性、機能分析は随伴性ダイアグラムにあたる
ABC分析は現象の記述に使われる
何があった時(弁別刺激、先行刺激)、何をしたら(行動)、どうなった(結果)
ちなみにAの弁別刺激は見つからないことも多い
ABC分析自体は行動の機能を明らかにしていないので、ABC分析に基づき介入を行うのではない
機能分析で行動の機能は実験的に明らかになる
機能分析は、
水なし(先行事象)→レバーを踏む(行動)→水あり(後続事象)
のように、前後の事象の何がどのような機能を持つことで行動が強化(または弱化)されているのかを明らかにする手続き
これは知らない人が多いと思うけど、認知行動療法は見立てに基づいて介入しているというよりも、「機能を明らかにするための手続き」が認知行動論的な介入
そのために継続的にデータをとる
ABC分析と機能分析の関係は、マロット本の27ページにわかりやすい図があるので持ってる人は見てみると良い
しばらくしたら受けたコメント書き残してみようと思う
今すぐに読み返すのはちょっと膨大でお腹いっぱいだ