最近読んだメンタルヘルスのおもしろ記事

急に寒くなりましたね

この時期に毎年お勧めしている健康法は、ふとんを厚くして寝ることと、湯船に足裏が浸るくらいお湯を溜めてシャワーを浴びることです
体温調節に人は思いのほかエネルギーをとられるので、身体を温めるのはおすすめです


本題

スマートニュースでメンタルヘルスの記事を見ることがあるのですが、最近のおもしろかったものを今日は書いてみます

どれだけ自由な時間があれば幸せを感じるのかという研究です

「2-5時間が最も幸せで、それ以上長い時間があると幸福感は下がる」そうです

ネガティブ感情を避けようとする人は幸福感が低いそうです

反対に、ネガティブ感情があることは悪いことではない、ネガティブになる時があってもいい、と受け入れている人は幸福感が高いそうです

孤独であることが早期に死亡するリスクに与える影響は、
「1日たばこ15本吸うことに匹敵する、アルコール依存症であることに匹敵する、運動をしないことよりも高い、肥満の2倍高い」そうです

孤独な人ほど人を避けていることも多く、大人になって人づきあいを増やすのはなかなか困難であったりします

孤独や孤立は予防することが重要だと個人的には思ってます

余暇を時間の無駄と考える人は、落ち込みやすくストレスを感じやすいそうです

無駄と感じる人でも目的のある余暇活動は楽しめるので、人のために余暇活動に出かけることが良いらしいです

例えば、散歩を無駄だと思う人なら、犬を連れて犬のために散歩をするなど出来るそうです

無駄と思える余暇時間を、長期的な目標との関係から考えることもいいそうです

孤独な人は、心疾患に罹るリスクが30%増え、認知症になるリスクが2.1倍高まります

孤独は子どもや家族の有無とは関係せず、友人の有無と関係するそうです

世界の数々の研究が、人は年を重ねるにつれて幸福感が増すことを示しているのに対して、日本人は歳を重ねるほど幸福感が下がるそうです

これは特に面白い研究です

  • ウェルビーイング
  • 若年者ではInstagramの定期閲覧、中年者ではFacebook定期発信、高齢者ではLINE定期利用(発信と閲覧の両者)が良好なウェルビーイングと関連しています
  • 悩み・抑うつ
  • 若年者ではInstagramを定期閲覧、中年者ではLINEを定期発信している者ほど悩み・抑うつ傾向が低いです
  • 両年代においてTwitter定期利用者(発信と閲覧の両者)ほど悩み・抑うつ傾向が強くなります
  • 孤立感
  • 中年者のTwitter定期利用者(発信と閲覧の両者)および高齢者でTwitterを定期発信している者では孤立感を有している割合が高くなります
  • 精神的健康
  • SNS以外のコミュニケーション(対面での会話や電話)が低い者では、全世代を通じて、全ての精神的健康度の指標が悪いそうです


SNSのプラットフォームの違いを検討してるのですが、コミュニケーションの相手という交絡変数がありそうな感じもします

結論知らない人とのコミュニケーションに時間を費やすよりも、知り合いとコミュニケーションをとる方が精神的に良いみたいです

終わり


孤独・孤立はカウンセリングでも難しい領域の問題で、対人関係療法なんかでも出来るだけ孤独・孤立を問題にすることは避けるように言われてたように思います

わたしは孤独・孤立の予防に関心があったりして、いつかシェアハウス事業とかやってみたいなとか考えたりもします

またおもしろ記事を読んだら書こうと思います

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