困難事例へのソリューションフォーカスドアプローチ 視聴まとめ

おもしろそうなタイトルだったので参加してみました
講師は福岡の福地先生です
オンラインで開業もされてるらしいです
2年前、開業した頃に1度研修を見に行ったことがあります

ブリーフセラピーとかソリューションとか、わたしは皆さんが知ってるくらいにしか知らないのだけど、福岡はその昔ブリーフセラピーで盛り上がっていた時代があったそうです
昔大学院にいた磯貝先生とかの時代ですね

で、わたしはあまりブリーフの人が好きじゃない
なんか、「カウンセリングなんて簡単だぜ」「全然頑張らないぜ」、みたいな人を見ることが多かったからです

昔滋賀に見に行ったブリーフセラピーのイベントとかひどかったなあ
上手いという体で講師が10人くらい前に出てたけど、全滅だった
誰もうまくなかった

あの時はすごいセットの撮影機材が組んであって、たぶん映像にして販売する予定だったのだと思うのだけど、お蔵入りになったんだろうなあ

まあでも一部の人はうまいんだろうと思う。インスーキムバーグとか

徹底的行動主義と方法論的行動主義の違いみたいなものがブリーフセラピーの世界にもあるように思いますね

あとは、ブリーフセラピーには発展を感じない
ビジター、カスタマー、スケーリングクエッション、ミラクルクエッション、研修にいくとだいたい同じ話だ

福地さんもブリーフセラピーの発展は知らないと言われてたので、中の人がそうなんだからやっぱりそうなんだと思う

効果検証を積み重ねて年々アップデートされていくCBTとはだいぶん違いますね


で研修の話

タイトルの困難事例というのは、動機づけの低い、抵抗のある、防衛的な、他人に変わってもらうことを求める、などと言うことです

講義の途中にデモンストレーションがあったので、感想を書いてみます
Twitterを見てると「素晴らしかった」と言う人がちらほらいたのだけど、僕の感想はなんか違いますね


事例は手洗い強迫のある男性で、強迫が嫌になった妻が家を出ていった、というタイミングで病院受診し、カウンセリングにリクルートされてた

面接開始

まず、セラピストのため口が気になる。普通、初対面の成人相手にため口使うかな?そしてクライエントは敬語。何か、関係を上下に固定したい感じだったのかな?

「薬飲むの頑張られましたねー」とコンプリメント?的なものをされるのだけど、頑張ったと言う意味づけがクライエントにはあるのか?そこはどうでもいいのか?構成主義ってこんな感じなのかも?

そして強迫に関する情報収集が始まった所でまた違和感。聞き始めたのはセラピストで、見てる感じクライエントは問題を語りたい様子はなかったように思う。後で説明されてたけど、プロブレムトークからソリューショントークに移るのがセオリーらしい。問題について話すのはただの戦略で、集めた情報は特別使わないということかな?カウンセリングを希望してきたわけでもないのだから、最初からソリューションに行けばいいんでないかな?

中盤。カウンセリングのアジェンダには強迫と夫婦関係が併存してるのだけど、夫婦関係の方に進まれ、時間の大部分を使われる。クライエントは「病院に行かないと帰らないと妻に言われたから病院に来た」ということなので、シンプルに「病気を治して妻に帰ってきてもらう」を目指したらいいんじゃないのかな?ほどほど良くなったら妻にも病院に来てもらって強迫の説明をしたりして。家族が強迫に疲弊しているというのはよくあることだと思うのだけど、ここにすごい時間をかける理由がよくわからない。

終盤。「良くなったことに妻が気づくにはどうしたらいいか」ということを話し合われる。だけど、良くなったらその時気づくだろ、というか、良くなってないのに気づいてもらうものもないだろ、とかわたしは思うのだけど、この辺は解決志向ならではなのかな?

最後は、「妻に気づいてもらう方法を考えてくる」、という宿題が出されて終わった。後から、「妻が出ていったので、次のカウンセリングまでに強迫は良くなると考えたから」、と福地先生は言われてたけど、強迫というのはむしろ逆で、人の監視があるときは抑制され、自由になったら悪化しやすい。なので、次に来る時強迫は悪化してる可能性が高い。似たような宿題を出すとしたら、「病院に行き始めたと次回までに妻に伝える」とかでいいんじゃないかな

終わり

デモを見せる人はよく「打ち合わせしてません」「何が悩みが知りません」と言って始めるのだけど、デモってのは一応見本なんだろうから、打ち合わせくらいしたらいいのに、とかも思いますね。よほど自信があるんだろうけれど、始まったら全く見たことない症例だったらどうするんだ?「強迫は治したことないけど強迫のCBTのデモを見せます」とかってCBTの人はしない。

こういうところだ、わたしがブリーフのこと好きになれんのは。短期間での改善をうたいながら、結局コミュニケーションに留まってる

というのが感想です

 得たものとしては、関係性の質問というのがあることを知ったことです

 人の面接を見るのは勉強になるので、またあったら見て見ようと思います。きっといつか、フレームを外してくれる人が現れることと思います

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