緘黙の研修会に参加してきたのでいつもながらメモを書き残してみます
- 段階的エクスポージャー。人、場所、活動のうち1つを変えていきます
- アセスメント。学校、家庭、学校外
- 緘黙ネット
- 絵本「なっちゃんの声」
- イラストでわかる子どもの認知行動療法 困った時の解決スキル36
- わからないと答える練習をする
- PCIT-SM 場面緘黙児に特化したPCIT
- シェイピング。手を叩くなど音の表出から言葉へ移行する
どのくらいの期間で終了するものなのか?という質問に、「早くて1,2年」と言われていたので、その道の専門家でも緘黙は難しいのだと思います。わからないと答える練習をすると言うのはなるほどという感じです。困ると緘黙が起きやすいので、そこでわからないと答えられたらずいぶん進んでいます。事例では意欲とか自己効力感とかの言葉が出てきたのも驚きでした。緘黙の行動療法は認知療法寄りなんですね。意欲の話を聞いていると、同じ緘黙状態でも、「話したいけど話せない」より「話したくないし話さない」は難しいのだろうと思いました。随伴性操作でどちらもパリッと解決出来たら達人ですね。事例では社会的強化子ばかり使われてたのですが、もう少し原始的な強化子(楽しみな活動や物)を設定したり、動因操作をかけたりしないものなのかな?というのは疑問に思ったところでした