セカンドブログに乗せようと公認心理師(相変わらず変換できない笑)の本を調べていた
他職種、他機関連携についての章が多い
色々な所と議論を重ね、支持され、反対され、何とか資格が成立したんだろう
公認心理師になるには連携について最初に教えておかないと、という意志が伝わってくる
ただ、連携に関してはいろいろ思うことがある
医療機関という場所はすぐに情報共有をしたがる傾向にある
私の働いているような田舎は特に
必要ではあるんだけども、情報共有はプライバシーと裏表であって、そしてカウンセリングの文脈は二の次にされやすい
例えばカウンセリングの終わり際に患者が「死にたい」と言ったらどうするか
そんなに危険ではなくても、とりあえず師長や主治医に報告するかもしれない
とりあえず戻って部屋にいた同僚に話すかもしれない
ここには河合隼雄が経験したような、何か声をかけたほうがいいのか、何と声をかけたらいいのか、このまま帰していいだろうかといった、身動き一つでさえためらうような葛藤はないように思う
誰にも話さず次に患者と会うまで胸の内においておくという選択に迷うカウンセラーってどのくらいいるんだろう
スタッフだから情報を知っておくべきという常識にも違和感がある
スタッフだからというだけで信用にたりるわけではない
本当に知るべき情報なのかどうかが考慮されることなく、当たり前のこととされているように思う
この感じも、独立を考える理由
組織で働いているので、仕方のないことなのかもしれないけれど