独立する人ってどんな人か

落合陽一の動画を久しぶりに見ている

なぜ有名大学を出ている人には起業家が少なのか、という話題があった

それは自分を最適化してしまうからではないかと言われていた

有名大学に入る人は有名大学に憧れていて、入るために頑張るので、入ると有名大学の人同士でいようとするからではないかということ

なんとなくわかる

そこからはみ出さないようにしようという心理があるのではないかな

その集団の中の上位にはなろうとしても、そこから飛びぬけてしまおうとは思わないということ

ホリエモンは、東大行って就活するなんてバカなんじゃないかと言ってた

せっかく東大行ったのに就活で他の大学と同じラインにたつのがもったいないということらしい

東大とか書いてあると就活では十分有利だと思うけど

わたしの大学院はどうだったか振り返った

この間の連休で地元のカウンセリングルームを見て回ったけど、私の大学院の先輩がやってる所は2つだけだった

それももう20とか30とか上の先輩

有名な大学院だったけど、独立開業してる人って聞かない

同期とか歳の近い人でも独立したいといってる人っていなかった

みんなが思わないから誰も思わないみたいな感じもあるのかな

小学校とか中学校でトップクラスで勉強が出来て、そのまま有名な高校に行って、有名大学、有名大学院に行って、終わったら心理士として非常勤で食いつなぐ生活とか、それでいいんだろうかと思ってしまう

もちろん個人の自由なんだけど

わたしは人と同じことするのが嫌な性格なので、周りに独立してる人がいないってのはモチベーションを保つにはいいかな

じゃあ次はどんな人が生き残れるか考える

格闘技に青木真也って結構嫌われてる選手がいるんだけど、何でもできる人が格闘家になるんじゃないって言ってた

他に自分には出来ることがなくて、格闘技で食っていくしか自分にはないんだと自分を追い込める人が勝ち残れるんだって

ボクシングの畑山も同じこと言ってた

起業して生き残る人もそういう人って多い

すごい優秀で何でもできて人間関係もうまくいってる人がある日独立するってストーリーはあまりない

むしろそんなうまくいってるならサラリーマンやってた方がいいと思う

サラリーマンでは全く出来ることがなかったり、周りと比べるとパッとしなかったり、どこに行っても人間関係で問題起こしてたり、すごいブラックな環境にいたりして、もう絶対に戻らないってハングリー精神がある方が自分を保てるんだと思う

ips細胞の山中伸弥教授とかも確かそんなだった

医者になったけど臨床は全然できなくて、うつ病みたいになって、仕事辞めるために海外に研究に行って成功した、みたいなストーリーだった気がする

世の中で成功してる人は苦労してるとか、成功してる人は何でもできる優秀な人に限らないって事実って、夢があっていい