ふいに高校の時の友人から連絡があった
「自分は障碍者支援施設で5年働いてるけど公認心理師になれるのか」と聞かれた
先輩風吹かせてかっこよく答えたかったけど、よく知らないので答えられなかった笑
事務員とかでも証明書があれば受験できるとかいう噂なので、まともに支援員やってる友人は受験できるのではと思う
わたしの中高の友人で心理士やってる人はいないので、同じ仕事になるのかーと思うとなんか不思議な気持ち
お金のある施設だと現任者講習の費用とか出してくれると思うけど、資格とったら転職する人って結構出てくるんじゃないかな
そういうのってどうなるんだろう
友人も昇給がないみたいで、転職を企んでる感じだった
転職して、患者への接し方とかの部分では問題ないと思うけど、検査とかカウンセリングとなったら全くわからないんじゃないかなーとかも心配になる
心理の働き口が増えたら、わたしに合うところも出てくるだろうか
わたしの学生の時は心理と言えば5領域だった
実際は産業はほとんど仕事がないし、司法矯正は主に公務員
学校で、大きな声であいさつして職員室に入る自分とか想像できないし、忙しそうな職員に話しかけるとかちょっと向いてない
福祉は実習には行ったけど、子ども同士のもめごとがひっきりなしに起こるし、職員もやたら厳しい人ばかりだった
…あらためて考えてもやっていけそうな気がしない笑
病院は一番関心が持てた職場で、大学院を出たら病院に就職するってのは早くから決めていた
自分は何かの専門家になりたかった
実際入ってみると、やたらいろいろな人を相手にしないといけなくて、それは取り組むというよりもうまいことこなしていくという感じで、長く関わることは出来るけども、専門家として深くわかるという感覚はもてなかった
地域の精神科は、医療というよりも福祉的な役割になっているし、行き場のない人の受け皿になっていると思う
これから人口も減少していくので、どこの病院も、とにかく多くの人を受け入れるという方向に向かうと思うし、それは自分の思う臨床と違う
それなりのものをたくさんの人に買ってもらうよりも、自分が本当に良いと思うものを、価値のわかる人に買ってもらう方が自分にはあっている
カウンセリングでは一緒にやっていけるかどうかが大事だと思うし、お客さんをこちらが選ぶことも、自分に向いてないことを断れることも大事だと思う
そういう価値観の人が、独立に行きつくのだと思う