近所でips細胞の山中伸弥さんの講演会があったので行ってきた
この講演会、チケットをゲットするまでも紆余曲折だった
数か月前にどこかでポスターを見て知って、17時開始になってるけどうちは17時まで勤務で(・_・;)、でもどうしても行きたかったので応募したけど落ちて(・_・;)、そしたら職場に医療関係者席のチケットがきてうまいことゲット出来た( ;∀;)
ホールは満員、学生からお年寄りまでたくさん見に来てた
前の方にVIP席みたいな一角があって、地域のお偉いさんもたくさん来てた
わたしの隣もどこかのお偉いさんみたいで、開演前から何人もの人があいさつに来てた
始まりの挨拶が終わり山中さん登場
この人が世界を変えた人か…
細身ですらっとされてた
関西の人なのか笑いのとり方が抜群に上手で、最後まで聞きいった
山中さん自身の話から始まる
父親がC型肝炎で、医者になったけど治療法がないまま50代で亡くなってしまった
最近になって特効薬が開発されて、C型肝炎は3か月薬を飲めば治るようになった
「この薬があれば父は今も生きていた」と言われてた
この薬、1錠55000円もして、治療に莫大なお金がかかるらしい
このままでは医療が進歩しても医療保険で賄いきれない、山中さんのミッションは低コストで治療法を開発することだと言われてた
後半はips細胞の話が聞けた
ips細胞の発見によって進んだのは、再生医療と治療薬の開発
ips細胞を使って体や内臓を作りだせるようになるので、これまで治らなかった病気が治せるようになるのと、手に入りにくかったところが作れるので薬の開発も進む
本当にすごいことをされてるんだとわかった
最後に質疑があって、山中さんが大事にしていることを話されていた
「失敗したことを忘れない」
「自分よりすごい人と出会う」