精神の強さと体の強さ

昨日は今季最強の寒波だったらしい

そんな中船に乗って釣りに行ってきた

いやー、過酷だった笑

いや、笑えなかった

当初は近海で船を出して磯に渡ろうという計画だったけど、天候が悪く船が出ないということで、山を越えて反対側の海まで行ってきた

朝2時起きで準備をして、車に乗り、港まで2時間走る

港に着き車を出ると、やばい寒さだ!

天気予報を見ると昼間でも4度5度までしかあがらない

まあでも釣りは楽しみなので準備を続ける

5時半過ぎには人が集まり出航~

磯に上がる人たちを次々に置いていき、7時前に釣り開始~

今回は船の上からするタイラバという釣り

基本的に朝まづめと言われる朝の捕食の時間が一番釣れるんだけど、開始3時間が過ぎても誰も釣れない

船を走らせ場所を変える

しかし、今日は波のうねりが異常に高い

天気悪いし、相変わらず寒いし、魚も釣れないし、いかん、ちょっと酔ってきた

船の中に一時避難すると目の前にものすごい顔色の悪い人がいる

気分が悪いらしい

見てるとますます気持ち悪くなってきた

しばらく休んだけど、限界だ

船の後ろへ行きリバースすること2,3回

吐くと気分は良くなるんだけど、体温が異常に下がる

とはいってもお金掛かってるし、今日は釣りをしに来たんじゃーと立ち上がりタイラバを落とすものの、寒いし船は揺れるしで立っていられない

再度船の中へ入ると、中では病人が3人に増えている笑

周りでタイが釣れ出した声がする中、わたしは寒さでもう1ミリも動けないので、防寒着を帽子までかぶりジッと過ごす

途中度々眠りに落ちるけど、これはあれかな、雪山とかで見る、寝たらだめだってやつなのかな?

そうして時間が来て昨日の釣りは終わりました

港に戻り、船代1万円を払おうとすると、たくさんタイを釣って機嫌のいい上司が半分出してくれた

ありがたや~

釣れたタイも1匹恵んでくれた

今度上司になんか買って来よう

今日の教訓。精神力で何とかしようとしても、体力が削られるとダメ

昨日は職場の上司と看護師さんと3人で行ったんだけど、どちらも40過ぎなのに、びっくりするぐらい体力がある

風が吹き、太陽も出ない、おそらく体感温度0度を下回る、揺れる船の上で、約7時間、二人とも休憩一つせず、食事もろくにとらず、ずっとしゃべりながら釣り続ける

看護師さんに限っては寒い中レッドブル飲んでるし、行きの車の中も帰りの車の中もずっと釣りの話してる

いくつになっても本気で打ち込めるものがあるっていいもんだなーとも思った

17時くらいに家に帰り着いたので魚をさばこうと思ったけど、風呂に入ってちょっと横になったつもりが、起きたら夜中の1時だった

過酷だったけど今日も楽しかった

もうしばらく釣りには行きたくないけど笑

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です