認知再構成法のコラムの書き方(保存版) その2

しばらくぶりに看護さんに認知行動療法をレクチャーした

教え始めてから毎週1回教えてたけど、しばらく連絡がなかった

何で間が空いたかというと…その理由は後ほど明らかになる

前回は3コラムの書き方を教えた

認知再構成法のコラムの書き方(保存版)

看護さん自己流で7コラムを書いてきてたけど、それはまあ書いてきたというだけで全く書き方が間違っていた

それで3コラムだけで書き直したのが前回のレクチャー

嫌なことがあったら3コラムに書いてくることを宿題にしてたら今回は家庭での苛立ちごとを1枚書いてきてた

読んだんだけど…これはまあ苛立つのが自然だねって笑い話になった

その状況での自動思考や感情が妥当かどうかが再構成に進むかをわけるので、妥当だったら再構成に進む必要がない

「この状況だったらそう思うのが自然なこと」って改めて捉えることで、その出来事に振り回されなくなるってことは多々ある

その後は問題解決的な対応に進んだりする

前回から引き続き状況がやたらと詳細に書かれていたので、「自分がわかればいいから、状況はもっと短く簡単に書いていいよ」ってアドバイスをして終わった

でも認知再構成のレクチャーなのでこの後どうしようかって話になった

それで前に書いた3コラムの続きをすることになった

前回は「家にいるときに看護研究が間に合わないと不安になった」というようなコラムを書いていた

まじめな人で、その時は結構な不安に襲われたらしい

そうだったんだけど、その後1か月以上レクチャーの予約がなかったのは、前回3コラムを書いてから間に合わないという不安が全くなくなったからだと言われた

こういう副作用はある笑

ツールや技法ってのはただ使えばいいのでなく、目的があってその上で使われる必要があるという勉強になった

締め切りに間に合わなくなったらいけないのでね

わたし「発表いつでしたっけ」
看護さん「3月です」
わたし「今何月ですか?」
看護さん「8月です」

このわずかなやりとりが余計だったらしい

それで、不安はないけどあるということにして、自動思考は今は出てこないけど出てくるということにしてレクチャーを続けた

認知再構成のコラムって結構たくさん開発されてる

わたしも普段は自分が使いやすいように最適化して使ってる

わたしは5コラムしか使わないけど、基本を教えることが目的なので厚労省の研修でもらう7コラムを使うことになった

わたしみたいな基礎がない人が人に基礎を教えるってのもおかしな話だけど笑、教える資格のある人だけが教えていいとなると世の中に全く広まらないので、出来るだけ余計なことは言わずに教えることにした

いちおうわたしも研修に3回出てて、その内1回は厚労省の研修なので全く基本がないわけではないです

教えてると、使い慣れてない道具、使い慣れてない方法ってこんなに使いにくいのかと驚いた

使った7コラムは、「状況、気分、自動思考、根拠、反証、適応思考、気分の変化」から出来てた

私が普段使ってるのは「状況、気分、自動思考、反論、適応思考」から出来てる

順番にガイドしながら書いてみたけど、根拠って結構書きにくい

思考と思考のトートロジーになりやすくて、根拠と出来る事実って出にくい

逆にいうと「これって根拠になるかね」と二人で考えてるうちに再構成されていくという機序がありそう

反証ってのも初めてくらいに書いてみた

わたしは反論ってのを使っているけど、なんでかというと最初に知ったコラムが反論だったから

反証が自動思考や根拠に反する事実だとしたら、反論は自動思考に言い返すような、もうちょっと自由で主観的に書けるという違いがあるように思う

そして日本人は主張性に欠けるという特徴があるので、反論の方がマッチしてる気がする

認知療法が出来たアメリカは主張性の高い人種で、そして裁判の国なので反証の方がいいかも

10個ぐらい開発して、困りごとに応じて絶妙に使うコラムを変えたり出来たらコラム法の専門家になれるかもしれない

どれだけたくさんのコラムがあるのかは気になるので集めてみようかな

最後の適応思考の算出というのは、自動思考、根拠、反論をそれぞれ含めて、新しくその状況に合う考えを作る作業だと思うけど、その説明は「しなやかな考えを書きましょう」とかになってた

この辺の教示もケースによって工夫できるなあと思った

例えば焦りの感情が問題になってたら「冷静な考えを書きましょう」とかでもいいと思う

書き方に関しては、わたしは普段適応思考まで進まないことも多いし、自動思考にとらわれなくなったらそれでいいと思ってる

こちらから見たら、それは違うんじゃ…というような適応思考をクライエントが書かれることもあるけど、気分が変わればいいと思ってる

逆にカウンセラーがリードしすぎてクライエントからしたらしっくりこない適応思考が出来ても意味がない

自分で新しい思考を作れたらそれでいいんじゃないかな

でも知的に問題ありの人は適応思考の算出が難しいので、リードして新しい思考を作ってそれを使ってもらってる気がする

今回はレクチャーなので最初から最後まで書いてみたけど、認知再構成法ってどんなものかある程度わかってもらえたみたいでよかった

次回までまたコラムを書いてくるように伝えて終わった

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