UP臨床応用編「第13章 慢性疼痛に対する統一プロトコル」

慢性痛のセミナーに出ているので、読んでなかったUPの慢性痛の章を読んで重要点を書き残してみます 慢性疼痛  慢性疼痛は、組織の損傷が確認できない3か月以上続く痛みです  アメリカでは1億人が影響を受けており、医療費および …

UP臨床応用編「第17章 統一プロトコル 今後の方向」

 今日も読んでいきます 治療要素の分解  マニュアル化された治療とモジュール形式の治療の最も重要な違いは、プロトコルに含まれるスキルがどの程度相互依存的か、自己完結的かという点です  マニュアル化された治療では治療スキル …

UP臨床応用編「第16章 統一プロトコルの異文化への適用」

 異文化適用の章でなんと日本の事例が掲載されていました。国立精神神経センターでの事例?ですかね。とても貴重です 日本の事例  28歳女性。5年に渡りSSRIやベンゾジアゼピン系向精神薬を処方されていたが不安や抑うつ気分は …

UP臨床応用編「第4章 強迫症および関連障害群に対する統一プロトコル」

今日も読んでいきます 第4章 強迫症および関連障害群に対する統一プロトコル OCDにおける神経症傾向  ある程度の「新入思考」は誰にでも生じるものであり、さらにOCDのプロセスと他の心理的障がいのプロセスの正確な判別が困 …

UP臨床応用編「14章 併存症のある困難事例に対する統一プロトコル」

今日も読んで書き残していきます 併存症のある困難事例に対する統一プロトコル はじめに  感情障害(気分障害、不安症、PTSD、強迫症)同士の併存割合の高さが十分に実証されています  ひとつの疾患に特化した治療では、他の疾 …

UP臨床応用編「第10章 不眠症障害に対する統一プロトコル」

 不眠という悩みは精神科/心療内科にかかっている人に多いものだと思う 認知行動療法が効果を示している精神疾患でも、うつ病、不安症、強迫症、社交不安症、PTSD、そして不眠障害は代表的なものだと思う。  しかし、わたしは医 …

UP臨床応用編「6章 双極性障害と併存症に対する統一プロトコル」

読みかけていた本の続きを読みます 双極性障害へのUPの適用というなかなか興味深いところです双極性障害と言えばまず薬物治療と、うつエピソードに対して認知行動療法が役に立つかなというイメージですが、UPの適用は全くイメージが …

「5章 大うつ病性障害に対する統一プロトコル」まとめと感想

「不安とうつの統一プロトコル(UP) 臨床応用編」を読んで書き残していきます TRACE高宮は気分の落ち込みを専門に見ているのもあって、うつ病へのUPは一番気になっていたところだった。というかここを読むためにこの本を買っ …

「3章 不安症への統一プロトコル」まとめと感想

「不安とうつの統一プロトコル 臨床応用編」を読んでるので書き残していきます 不安症の特徴 驚異に対する強い感情反応 未来に対する過度の心配 それらがもたらす回避的な行動です 治療に際して大事なことは、変わること、変わらな …

「不安とうつの統一プロトコル 臨床応用編」を読んで感想を書いていく

6月でキャッシュレス5%還元が終わりなので、今のうちに買いたかった専門書を買おうと思ってます メルカリでマークしていたらだいたいの本は出品されるのですが、新しいものやあまり人気のないものは出品されないので、新品を買うしか …